当社は前・中期経営計画(2019-2021年)において、漫画原作として活用余地の大きい小説投稿サービスを運営する株式会社ノベルバの吸収合併、女性向け漫画に強みを持つ株式会社ぶんか社を中核とするぶんか社グループのM&A、強大なメディア力を有する日本テレビ放送網株式会社との資本業務提携等を行い、コミック配信会社からコンテンツプロデュースカンパニーへの転換を実現いたしました。
2022年度から始まる中期経営計画(2022-2024年)においては、「コンテンツプロデュースカンパニーとしての成長」を目指し、さまざまな施策に取り組んでまいります。主力事業である『まんが王国』とぶんか社グループの両輪の成長に加え、事業間・パートナー企業間シナジーによる作品創出力増強やメディアミックス展開の積極推進を行うことで、作品・サービスの認知拡大に繋げ、既存事業に還流するサイクルをつくり出します。さらに、開拓余地の大きい海外事業については、北米向けコミック配信から着手し、第三の収益の柱に育成すべく体制構築を推進してまいります。
最終年度の2024年度においては、連結売上高240億円、連結営業利益24億円を目指します。日頃より応援してくださっている株主の皆様に対しましては、安定成長と収益力の拡大による増配も視野に、企業価値向上のためグループ一丸となって邁進いたします。
改めて、株主・投資家の皆様におかれましては、今後ともより一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。